経験論
empiricism
経験論 は認識論上の理論
[つまり知識の理論]のひとつで、知覚された経験こそが、すべての知識の源
泉であるとしている。経験論は合理主義と対比されることが多い。
合理主義も認識論上の理論で、真実は知覚の助けを借りなくても、ある程度
まで心によって直接的に捉えることができると唱えている。
経験論者は一般に、知識が試行可能であり蓋然的であるという特徴を強調
する。一方、合理主義者には教条的傾向があり、絶対真となる知識へいたる
方法をすでに発見しているという前提にもとづいている。
関連する項目:自然主義 (naturalism)。
参考文献
"British
Empiricism" in the Internet Encyclopedia of
Philosophy
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