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Robert Todd Carroll

SkepDic 日本語版
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バッチの花療法
Bach's flower therapy

``バッチの花療法''はホメオパシーを用いたアロマセラピーの1種で、1930年代にイギリスの内科医エドワード・バッチ (1886-1936) によって開発された。バッチは霊能力と直感によって38種の野花に治癒効果があることを発見したと主張した。彼の``発見''は``霊感''によってもたらされた。たとえば、太陽によって温められた草露は植物から治癒能力を吸収する、という霊感を持っていたが、その一方で、花を身の回りに置いたり、花びらを食べたりするだけで、その治癒力を直に手に入れることが出来ると主張した。こうした直感から、彼は純水と植物を使って``エッセンス''を作るようになった。

バッチはこれら野花に魂か、あるいは人間の魂に親和性のあるエネルギーが備わっていると主張した。花の霊的エネルギーは水に移すことができるのだ。彼の信奉者は、花の魂を自身の魂のエネルギーと調和させるために、花のエッセンスとミネラルウォーターとブランデーを、ホメオパシーにもとづいて調合して飲む。ウルグアイのデスデ・サン・フェリペ・イ・サンチアゴ・デ・モンテビデオによると、花療法は``確かに効く''のだそうだ。バッチは、病気は``魂の目標と人格が抱く見解のずれ''によって起こると考えていた。こうした内的葛藤から沈滞ムードが生じてエネルギーを阻害し、``調和''が乱れて病気になるのだという。``バッチの体系にある38種の花は、それぞれ特定の情緒的な痛みのバランスを取り、バランスがもっと乱れている場合には肉体の症状を緩和します''[私信]。この療法は``効く''と言うが、いったい何を言いたいのか意味不明である。しかし、この主張は形而上学であって経験的なものではないので、どうやって検証すればいいかわからない。

バッチ医師は、その追随者たちのパイオニア的業績に比べるとおとなしい人だったようだ。カリフォルニアでは、つつましやかな忘れな草は``カルマ的連関への覚醒をしきい値以上に高める''のに良いのだ。そしてオトギリソウは``夢の覚醒と霊能者の生活における意識の制御''に良いらしい。[The Flower Essence Repertory by Laura Bryannan]

関連する項目:アロマセラピー (aromatherapy)



参考文献

Copyright 1998
Robert Todd Carroll
Last Updated 10/30/98
日本語化 01/20/00

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