トマト効果
the tomato effect

トマト効果とは、現在受け入れられている病気のメカニズムや薬の作用に関する理論に合点が行かないがゆえに、効果のある医療を拒否することである。この語は、ジェームズ・グッドウィン博士とジーン・グッドウィン博士が提唱した。トマト効果という語は、効果的な治療が拒否されるのは、むかし、実際には栄養豊富なのに毒だと思われていたせいでトマトが拒否されたのと同じだ、とする夫妻の見解を反映したものだ。

グッドウィン夫妻によると、“トマト効果は、現代の治療法に対して、それ自体であらゆる点で、プラシーボ効果と同じぐらい影響を与えている。”トマト効果の現実性を認識しても、誤りをさらに繰り返すのは防げないだろう、と夫妻は言う。だが、“少なくとも、私たちの誤りを理解する手助けとはなるだろう”

参考文献

• The Tomato Effect, The Placebo Effect, and Science (on the rejection of biofeedback studies)

Goodwin, James S. and Jean M. Goodwin. "The tomato effect: rejection of highly efficacious therapies," Journal of the American Medical Association 1984; 251: 2387-2390. 

thoughtography

trance writing