異常現象、例外事象
anomaly
異常現象(例外事象、つまり、法則外、規則外の現象)とは、既知の法則や規則にあてはまらない、例外的あるいは通常は考えられないできごとを指す。たとえば、カエルを手から落としたら、万有引力の法則にしたがって、大気中を通って地面に落ちるはずである。もしカエルが空中に浮いたままだったとしたら、こうした空中浮遊は例外事象といえるだろう。しかし、もしカエルが電磁デバイスを使って浮かされていることがわかったら、例外事象は解決する[訳注]。
おかしなこと、異常なこと、不思議なこと、妙なこと、判別困難なことは、すべて例外事象と考えられる。
科学では、例外事象とは現在受け入れられている科学理論では説明できないことがらを指す。
[訳注:生物の体は、磁場に反発する性質(ダイアマグネティックス)をわずかだが持っている。160,000ガウス(16テスラ)に達する強力な電磁石を使えば、小さなカエルなら浮かせることができる。]
関連する項目:チャールズ・フォート(Charles Fort)、火星の顔(the "face" on Mars)、ピルトダウン人の嘘(Piltdown hoax)。
参考文献
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