カルロス ``Carlos''

``カルロス''とは、ホセ・アルバレスにチャネルするとされた、2,000歳の精霊の名前である。ホセ・アルバレスは1988年、ジェームズ・ランディとともにオーストラリアを訪れた。これは人々をペテンにかけてみせて、彼らがどれだけ騙されやすいか、マスメディアのいう超能力や超自然現象をどれだけ無批判に受け入れて騙されるかを示そうと目論んだものだった。

アルバレスはランディのもとで、チャネラーとして振る舞うためのトレーニングを行なった。トレーニングには、脇の下にボールをテープで留めて、これを押しつぶして腕の脈拍を止める方法、などが含まれていた。``カルロス''は大量の信者を生み出し、オーストラリアのテレビの人気者となった。彼のツアーはシドニーのオペラハウスのショウで最高潮に達した。

ペテンだと明らかになったあとでさえ、多くの人は``カルロス''とその霊的でもなんでもないメッセージを信じ続けた。

関連する項目：チャネリング (channeling)、ブライディー・マーフィー (Bridey Murphy)、ラムザ (Ramtha)。

参考文献

• Randi Interview with Paul Willis on "The Great Carlos" Hoax

Sagan, Carl. "Carlos," Parade Magazine, December 4, 1994.

the Cardiff giant

cartomancy